【感想】イコラブとノイミーのそれぞれの物語【24girls 2020】

=LOVE

今回のライブの目玉はやはり、サプライズからの「=LOVE」「≠ME」のパフォーマンスである。=LOVE、≠MEという“物語”のハイライトのような瞬間だった。

アイドルが持つ物語性は、曲が持つ意味を大きく変える。今回のライブでは、はじめに「アイカツハッピーエンド」や「僕らの制服クリスマス」を24人で歌唱した。次にユニットコーナーでは、ぴんくえんじぇるの「ロボキッス」(初見だった)や野口衣織の「夜に駆ける」が披露された。正直、ここまでは少し期待外れであった。せっかく24girlsと銘打っているのにぴんくえんじぇるやソロで歌うのは勿体ないと思った。黒い羊も謎のバラードアレンジがされていて、彼岸花を使ったダンスパフォーマンスは皆無であった。セトリの流れも滅茶苦茶だった。

しかし、ノイミーのパフォーマンスからライブは一気におもしろくなった。「くるくるかき氷」「君の音だったんだ」の歌唱後、リーダーの蟹沢萌子の「関係者席に向かってシングルデビューできるように挨拶しよう」というフリの後、突如スクリーンに「2021年≠ME シングルデビュー」の文字が映し出された。泣き崩れるメンバーもいたが、そのあとに披露された「≠ME」は圧巻だった。目標だったシングルデビュー発表の後に歌う、初めてのオリジナルソング「≠ME」。物語ひとつで曲が持つ意味は大きく変わるのだ。

ちなみに、今回のベストパフォーマンスは新曲「P.I.C」だ。初めてMVを見た時にこれまでにない曲調と衣装、パフォーマンスのレベル高さに衝撃を受けたが、実際のパフォーマンスも素晴らしかった。初舞台から約一年でここまで成長するのかと驚いた。ノイミーの新たな一面を見れて、ファーストシングルがさらに楽しみになった。

今回のサプライズは、ノイミーだけではない。イコラブにも大きな発表があった。冬ツアーファイナルの会場に日本武道館が発表された。「12人で武道館に立つ」という目標を掲げるメンバーは多かった。武道館発表後に披露された「=LOVE」は、3周年ライブで髙松瞳の復帰後の「=LOVE」ともまた別の意味を持っていた。

曲が持つ意味が変わるといえば24人で披露された「君と僕の歌」と「君と私の歌」も同様である。それぞれには、次のような歌詞がある。

大きいステージに連れて行く」(「君と僕の歌」)

大きいステージに連れて行ってね」(「君と私の歌」)

ノイミーのシングルデビュー発表、イコラブの武道館ライブ発表の後に披露されたからこそ、このふたつの歌詞が輝くのである。

また、この日はイコラブの8thシングルのMVの公開と初披露もあった。MV公開後に初披露という謎の順番であったが(個人的には生のパフォーマンスからのMVはYouTubeで初公開でよかった笑)、「探せ ダイヤモンドリリー」以来の超王道アイドルソングで、一年半も待った甲斐があった。

=LOVE(イコールラブ) / 青春”サブリミナル”【MV full】

総じて、24girls 2020は素晴らしいライブであったと同時に重要なライブになった。アイドルが持つ物語は、重要だと改めて感じた。冬ツアーはもう一か月後に始まる。武道館は3か月後だ。やはり、次のライブが決まっているというのは、うれしい。倍率は高そうだが。。。イコラブの武道館、ノイミーのシングルデビュー。まだまだ24人の活躍から目を離せない。

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