けやき坂46を不遇の時代と呼ぶのは、本当に正しいのだろうか?【日向坂46】

日向坂46

日向坂46の生い立ちが語られるとき、必ずと言っていいほど、「日向坂46は順風満帆に見えますが、デビュー前の彼女たちには、こんな過去がありました・・・」という枕詞がつく。

つまり、けやき坂46時代は不遇の時代であったというのだ。

しかし、本当にそうだろうか?「不遇」とは、何を指しているのだろうか?改めて考えてみたい。

アイドルの「不遇」とは、なにか

「けやき坂46は、不遇であった」と言われるとき、「不遇」とはどのような意味で使われてるのだろうか?

一般的に、アイドルが不遇な扱いを受けているといわれるとき、それは「オリジナル曲がない」「ライブができない」「イベントができない」「衣装がない」といったことが考えられる。自分たちを表現する場が与えられていなければ、そのアイドルは不遇であるだろう。

一方で、けやき坂46は、新メンバーオーディション(現1期生)の合格から3か月後には、欅坂46 2ndシングル『世界には愛しかない』に、カップリング曲『ひらがなけやき』で参加している。

また、欅坂46の握手会に参加し、赤坂BLITZで初単独イベント「ひらがなおもてなし会」を開催。地上波のテレビ番組「欅って、書けない?」や「KEYABINGO!」にも出演している。

2017年3月には「けやき坂46 1stワンマンライブ」をZepp Tokyoで開催、全国ツアーも行われた。けやき坂46初主演ドラマ「Re:Mind」も放送された。

2018年には、「ひらがなけやき日本武道館3DAYS!!」(※)の開催、冠番組「ひらがな推し」や「KEYABINGO!4 ひらがなけやきって何?」が放送開始され、単独アルバム『走り出す瞬間』が発売された。

(※本来は、1日だけの単独予定であったが、都合により3日間の出演になった)

これらの活動を見る限り、けやき坂46は自分たちを表現する場が与えられていない、というわけではなかった。むしろ、大規模な欅坂46のライブや握手会に参加したり、地上波番組に出演したり、活動の場は与えられていた。他のアイドルが見れば、それは羨むほどであった。

では、なぜ けやき坂46は不遇であったといわれるのか?

それは、あくまでも「欅坂46との対比の中での不遇」である。

サイレントマジョリティーの衝撃

欅坂46はこれまでのアイドルグループのデビューと比べても明らかに異彩を放っていた。

社会への強いメッセージ性を含んだ楽曲に、軍服を模した衣装、統率のとれたダンスなど、『サイレントマジョリティー』は、アイドル界にとどまらず、日本中に衝撃を与えた。

『サイレントマジョリティー』で衝撃的なデビューを果たした欅坂46のアンダーグループとして誕生した けやき坂46が、対比されるのは仕方ない。

その対比の中で、けやき坂46が「不遇」と言われるのも納得できるであろう。

しかし、それはあくまでも、「欅坂46」という異端なアイドルとの対比の中でである。一般的なアイドルから考えれば、けやき坂46の活動は、単独CDデビューまで2年かかったということを除けば、順調に進んできたといってもよいだろう。お披露目から一年以内に、赤坂BLITZやZepp、ましてや幕張メッセイベントホールを埋めるなんて、普通のアイドルにはできないのだから・・・。

それができたのも、けやき坂46のメンバーが、巨大すぎる欅坂46のアンダグループとして苦しみながらも、仲間との絆で乗り越えてきた結果であり、その実力があったからである。

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たしかに、順風満帆な日向坂46との対比として けやき坂46を不遇の時代と描くのは分かりやすい。

しかし、けやき坂46がたくさんの試練を乗り越えたように、日向坂46も多くの壁にぶつかって同じように乗り越えて成長している。

けやき坂46の「不遇」とは、欅坂46との対比の中での不遇であり、日向坂46にも多くの壁があるということは、忘れないでいたい。そうしないと、日向坂46の成長を間近で感じることができなくなってしまうと思う。

▼けやき坂46の歴史については、『日向坂46ストーリー』を参考にしました。

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